やる夫 Wiki
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AAで読む宇治拾遺物語
作者 ◆3R0NYM7cZk
ジャンル 古典文学
原作 「宇治拾遺物語」
投下日 2012年7月17日
投下板 やる夫板II
状態 完結
最終投下日 2012年9月21日
話数 全12話
主な登場人物 やんねえ香
  

AAで読む宇治拾遺物語は、「宇治拾遺物語」をAAを使って読み進めていく中編やる夫スレ

作者は◆3R0NYM7cZk。2012年7月17日から9月21日にかけて連載された。

あらすじ

世に宇治大納言物語といふ物あり この大納言は隆国といふ人なり 年高うなりては平等院一切経蔵の南の山際に南泉房といふ所に籠り居られけり さて宇治大納言とは聞えけり 往来の者高き卑しきを云はず呼び集め昔物語をせさせて我は内にそひふして語るに従ひて大きなる双紙に書けれけり 世の人これを興じ見る 十五帖なり その正本は伝はりて侍従俊貞といひし人の許にぞありける さるほどに今の世にまた物語書き入れたる出て来たれり 大納言の物語に漏れたるを拾ひ集めまたその後の事などかき集めたるなるべし 名を宇治拾遺の物語と云ふ(一部省略)

むかし、宇治大納言物語という本があった。ここで言う大納言とは、源隆国(たかくに)のことで、歳をとってからは宇治平等院の一角で避暑をすることから【宇治大納言】と呼ばれるようになった。そんな大納言は道行く人々を誰彼かまわず招き入れ、いろんな話をしたらしい。そういった話を冊子にメモしていき、様々な物語が多くの人をよろこばせた。これが宇治大納言物語である。全15巻。そのオリジナルを侍従の藤原俊貞が持っていたが、ちょくちょく話が書き加えられ、ついに後世、再編集されたものが出版。これを宇治拾遺の物語という。

概要

13世紀前半頃に成立した、中世日本の説話物語集「宇治拾遺物語」をやんねえ香のざっくばらんな語り口と超意訳で紹介した作品。

一つ一つの話が短く、読みやすい。安部清明(劉鳳)や伴善男(できる夫)のような現代でもよく知られる有名人の逸話や、「わらしべ長者」の原話もある。

外部リンク

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